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2022年10月19日

ウェブサイト表示速度の重要性について

ウェブサイトの表示速度は、ユーザーの満足度を高める重要な要素のひとつとなっています。

ウェブサイトの表示速度が遅くなるほど直帰率や離脱率が高くなることが明らかになっており、サイト経由の売上やコンバージョンにも大きな影響を与えます。

Google ウェブマスター向けガイドラインでも、ページの表示速度について言及されています。

 

今回はページ表示速度の調査や、よく速度低下の原因となる事例と対策についてお話ししたいと思います。

 

【表示速度の調査】

ページの読み込み速度を調査する方法としては、速度が測定出来るツールをオンライン上で公開しているサイトがありますので、そちらを使用します。

サイトの検索窓に、表示速度を計測したいサイトアドレスを入力し「分析」ボタンを押します。

「モバイル版」「デスクトップ版」それぞれのページについて、サイトパフォーマンスの分析結果が表示されます。 パフォーマンスの点数が低い場合には、改善のための対策を行った方が良いでしょう。

 

【速度低下要因と対策】

分析結果にはスコアのみではなく、どのようにスコアを改善すべきかが「改善できる項目」で表示されます。

様々なサイトを見ていく中で、最も多い項目は「次世代フォーマットでの画像の配信」でした。

これはサイトに使用されている画像形式がJPGやPNGとなっており、これに対して圧縮率の高いWebPやAVIFといった形式の画像使用を推奨するものです。

次世代フォーマットは対応するブラウザ数が多いWebPへの変換を例に挙げます。

従来形式からWebPへの変換は、オンラインアプリ(Squooshなど)やプラグイン(EWWW Image Optimizerなど)を使用して行います。

次世代フォーマットを使用することで、表示される画像の質を保ったまま容量を減らすことができます。

 

サイトの直帰率やコンバージョン率を向上させるため、ページ表示速度のチェックや改善を行い、ユーザーが快適に閲覧できる環境を提供することをおすすめ致します。

 

長谷川