スタッフブログ
2022年09月28日
一眼レフ•ミラーレス一眼に挑戦してみる
SNSやWebページに掲載するにあたり、美しい写真はとても重要になります。一度しっかり撮影した写真は、今後の集客ツールやWebページ、チラシや広告に使えるため、社内でカメラを使った撮影をしている、または検討している企業も少なくないと思います。
今回はカメラの初歩的な使い方、選び方についてまとめてみました。
1 カメラとレンズの選び方について。
◯一眼レフとミラーレス一眼
まず、この2つの違いは、簡単に言うとカメラ内のミラーがあるか、無いかです。中にミラーのある一眼レフより、ミラーの無いミラーレス一眼の方がカメラサイズが小さく、女性にも扱いやすいサイズになっています。
◯カメラのセンサーサイズについて
センサーサイズに関しては、大きい方がよりボケ感が強く、引き伸ばしても綺麗な撮影が出来ます。プロが使うのはフルサイズ機。その次に大きいのがAPS-C。ミラーレス一眼レフで手の届きやすい価格帯はこのサイズが多いです。
◯レンズ選びについて
住宅関連の写真を撮影するとき、手前から奥にある被写体まで、すべてにピントを合わせられるパンフォーカス撮影の得意なレンズを選ぶ必要があります。
特に、焦点距離50mm程度のズームレンズや単焦点レンズがおすすめです。焦点距離50mmレンズは、人の視野とほとんど同じ範囲を撮影可能です。ズームレンズは焦点距離を変えることができるため、1つのレンズで広く撮ることも遠くを撮ることも可能です。対して単焦点レンズは決まった焦点距離以上広くも遠くも撮影することができませんが、ボケが綺麗でズームレンズの広角のように画面が歪むことがありません。
大きな建物を撮るなら広く映るズームレンズ、内装イメージなどでピントとボケ感を調節したい場合は単焦点レンズと使い分けができると便利です。
2 カメラの設定について
◯マニュアルモード
マニュアルモードは、「ISO感度(明るさ。上げ過ぎると画質が悪く砂のかかかったような写真になる)」「シャッタースピード(シャッターを切る早さ。動くものを撮るときは上げると良い。)」「F値(絞り。値が小さいほど良くボケる)」を撮影者が手動で調整可能。
◯絞り優先モード
絞り優先モードは、撮影者が手動でF値(絞り)を設定できます。シャッタースピードは、F値に合わせてカメラが自動で設定してくれるため、初心者向きです。
3 色の合わせ方について
◯グレーカードを使ってみる
オレンジ色の蛍光灯の下では写真はオレンジに写るように、撮影する場所の環境によって、写真の色味は大きく変わる。これをカメラのホワイトバランスなどを調節して色味を細かく変えます。それが難しい場合、オートを使うか、グレーカードを使うかです。ホワイトバランスのカスタム設定からグレーカードを撮影したい場所で写し、中央のボタンを押す(SONYのカメラはこのやり方です)と、目で見た色に自動で細かく合わせてくれます。
以上の点に気をつけて、カメラを選び、設定ができたら、構図に気をつけ撮影、編集を行います。どんなに良いカメラを使っても、設定方法を知らないと、ピントが合わせられなかったり、色味がチグハグになってしまいがちです。
撮影力を上げるにはまず、カメラを知ることが大切になります。
中野
2022年09月28日
一眼レフ•ミラーレス一眼に挑戦してみる
SNSやWebページに掲載するにあたり、美しい写真はとても重要になります。一度しっかり撮影した写真は、今後の集客ツールやWebページ、チラシや広告に使えるため、社内でカメラを使った撮影をしている、または検討している企業も少なくないと思います。
今回はカメラの初歩的な使い方、選び方についてまとめてみました。
1 カメラとレンズの選び方について。
◯一眼レフとミラーレス一眼
まず、この2つの違いは、簡単に言うとカメラ内のミラーがあるか、無いかです。中にミラーのある一眼レフより、ミラーの無いミラーレス一眼の方がカメラサイズが小さく、女性にも扱いやすいサイズになっています。
◯カメラのセンサーサイズについて
センサーサイズに関しては、大きい方がよりボケ感が強く、引き伸ばしても綺麗な撮影が出来ます。プロが使うのはフルサイズ機。その次に大きいのがAPS-C。ミラーレス一眼レフで手の届きやすい価格帯はこのサイズが多いです。
◯レンズ選びについて
住宅関連の写真を撮影するとき、手前から奥にある被写体まで、すべてにピントを合わせられるパンフォーカス撮影の得意なレンズを選ぶ必要があります。
特に、焦点距離50mm程度のズームレンズや単焦点レンズがおすすめです。焦点距離50mmレンズは、人の視野とほとんど同じ範囲を撮影可能です。ズームレンズは焦点距離を変えることができるため、1つのレンズで広く撮ることも遠くを撮ることも可能です。対して単焦点レンズは決まった焦点距離以上広くも遠くも撮影することができませんが、ボケが綺麗でズームレンズの広角のように画面が歪むことがありません。
大きな建物を撮るなら広く映るズームレンズ、内装イメージなどでピントとボケ感を調節したい場合は単焦点レンズと使い分けができると便利です。
2 カメラの設定について
◯マニュアルモード
マニュアルモードは、「ISO感度(明るさ。上げ過ぎると画質が悪く砂のかかかったような写真になる)」「シャッタースピード(シャッターを切る早さ。動くものを撮るときは上げると良い。)」「F値(絞り。値が小さいほど良くボケる)」を撮影者が手動で調整可能。
◯絞り優先モード
絞り優先モードは、撮影者が手動でF値(絞り)を設定できます。シャッタースピードは、F値に合わせてカメラが自動で設定してくれるため、初心者向きです。
3 色の合わせ方について
◯グレーカードを使ってみる
オレンジ色の蛍光灯の下では写真はオレンジに写るように、撮影する場所の環境によって、写真の色味は大きく変わる。これをカメラのホワイトバランスなどを調節して色味を細かく変えます。それが難しい場合、オートを使うか、グレーカードを使うかです。ホワイトバランスのカスタム設定からグレーカードを撮影したい場所で写し、中央のボタンを押す(SONYのカメラはこのやり方です)と、目で見た色に自動で細かく合わせてくれます。
以上の点に気をつけて、カメラを選び、設定ができたら、構図に気をつけ撮影、編集を行います。どんなに良いカメラを使っても、設定方法を知らないと、ピントが合わせられなかったり、色味がチグハグになってしまいがちです。
撮影力を上げるにはまず、カメラを知ることが大切になります。
中野