スタッフブログ

2025年01月12日

住宅スペックよりも大切なこと

こんにちは。近藤です。
様々な住宅会社を比較検討する際、その1つの指標にスペックがあると思います。全棟許容応力度計算、気密測定実施、第一種換気、断熱材はセルロースファイバーで、屋根断熱はネオマフォームで、HEAT20 G2 etc…色々ありますが、エンドユーザーにとってはそんなに重要視されないことなのかもしれません。というより、詳細が不明なためピンときていないのでしょう。当然そこを徹底的に調べ、気にする人も中にはいると思います。

 

先日ある会社に勉強させていただきに行った時に、お客様に素晴らしいおもてなしをされている会社がありました。

 

「1人2万円とかのディナーでさえも、お客様はしっかりとしたおもてなしを受けるじゃないですか、私たちはその何千倍もの金額のする“家”を売っている訳ですからね」

 

というのが信条と仰っていました。

 

恐らくこのようなことは知ってはいるが、中々実践できていないことだと思います。
スタッフ全員でお出迎え、ウェルカムボード、メッセージボード、お客様の名前の刺しゅう入りのコースター、子どもへの対応 etc…様々ありますが、徹底すればするほど感動品質は高まると思います。

 

本日挙げたのはホスピタリティーについてですが、私が大切だと思うのはスペックそのものというより、その会社が顧客に提供できる“哲学”がどこにあるかだと思います。
その哲学を持っていて、顧客に明確に伝えられる会社・人が顧客の心を自社色に染められるのだと思います。

 

成長している会社を見ているとやはりそれが感じられます。
伸び悩んでいる会社はその哲学がない、見えづらい、顧客に伝わっていない、という風に感じられます。

 

しかしどこまでいっても入口はマーケです。
反響がなければ何も始まりません。その部分の早期改善のためにも、企業メッセージを明確に打ち出すことがとても重要だと思います。