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2022年09月14日

商談ごとの「けじめクロージング(確認作業)」の大切さ

「クロージング」を直訳すると「商談を閉める」という意味で、
お客様へ契約を迫ることを意味します。

通常、クロージングは商談の最後の期が熟してからかけるもの、と
教わるのですが、一歩間違えると、せっかくの見込み客に判断を急がせたあまりに
逃げられてしまうことも良く見受けられます。

そこでおススメしたいのが、
毎回の商談の最後の「けじめクロージング」です。
その日の商談から得た成果のエビデンスを残し、次回の商談への布石とするためのものです。

商談の時間に1時間2時間をかけて、お客様からの情報が何も得られなかったとしたら、
それは商談ではなく、「情報提供」にすぎず、結果「今日は良い話をありがとう・・」で
終わってしまいます。

1回1回の商談を無駄にしないために、セールスマンとお客様の間で確認作業を行うことが
「けじめクロージング」になります。

具体的には、
「今日はここまでご説明いたしました。
お客様のご要望やご意見をきちんと把握して、次回の◎◎のご見学(次回の商談)の

準備をしたいと思いますので、
今日の内容について、こちらのアンケートにご記入いただけますか?
次回は、◎◎をご覧にいただきたいと思っておりますので、楽しみにしていてください。」
などです。

アンケートの内容はあらかじめ熟考し、
アンケートの設問にきちんと答えられるような、説明を心がけることも大切になります。

商談の無駄をなくし、
より効率的にセールスするためにも、
「けじめクロージング」をかけて、お客様情報を引き出し、確認作業を積み上げることで

最後の最後の、大舞台のクロージング、

大輪の花を咲かせましょう。



津村