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2024年10月20日

情緒価値によるブランディング

こんにちは。近藤です。

成果を出し、成長している会社はやはりブランディングがしっかりできていると感じます。

中途半端だったり、メッセージ性が強くないと安定集客に欠けてしまっています。

顧客は当然商品やサービスそのものよりも「価値」に対して対価を支払います。

ということは、顧客の心の中に「価値」を作らなければいけません。

「価値」には大きく分けて『機能価値』と『情緒価値』の2つがあります。

機能価値はその商品が果たす機能面での価値のこと。ペンであれば「文字を書ける」が機能にあたりますから、発色の良さやインクの持ちといった性能・品質が機能価値を左右します。

情緒価値はそれを買った時や利用する時の感情的な価値です。

商品・サービスが溢れている時代なので、市場は飽和しつつあります。性能・品質に遜色のないものが数多く発売され、機能価値での差別化は難しいと言えます。

そうなると当然情緒価値が重要視されます。

情緒価値の打ち出し方として、大きく2つあると私は考えます。

①自社USP

「コンセプト」「強み」「〇〇だからできること」「選ばれる理由」などを通じて構築される自社独特のメッセージ。これが顧客の感情を揺さぶり、心を動かすのです。

②ベネフィット

商品・サービス、そこから得られるメリット、メリットから得られるメリットがベネフィットにあたりますが、それが顧客に提案できた時、顧客の頭の中が活性化されます。

自社USP、ベネフィット、そんなに珍しいことではなく、比較的よく聞くフレーズかと思います。

でも、マーケ・セールスレベルでできている会社は少ないと思います。

情緒価値をしっかりと打ち出し、一貫性を持ったブランディングをする…

奥深いものではありますが、いたってシンプルなものだと思います。

ブランディングの答えは“自分”の中にあり、それをブレずに突き詰める、顧客の声に耳を傾け、メリットのその先のメリットを提案できるように準備しておく。

言葉で言うのは簡単ですが、実際に会社レベルで落とし込むのは結構なハードルがあると感じます。

だからこそ、ブランディングが上手くできれば差別化でき、最強なのです。