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2023年04月16日

2019年に一戸建てを購入した主婦が今思うこと

デザインを担当している石井です。

今回は普通の主婦目線からの投稿になります。

 

私は2019年に土地から間取りを決め、自宅を購入しました。

その際はたくさんの土地や建売住宅、有名ホームメーカーから地域密着工務店まで見学に行きました。

 

暇さえあればSUUMOを見て情報収集し、Instagramを見ては「こういう家にしたい」など妄想をしていました。

 

購入を検討している主婦は、高い割合でたくさんの妄想・想像・夢を描いていると思います。

(実現出来る出来ないはさておき…)

ただ、本当にこれは正しいことなの?

このまま進んで大丈夫なのかな?

普通の主婦には判断ができなかったことを今でも覚えています。

 

例えば吹き抜け。

-吹き抜けのあるリビングってとってもかっこいい!

-吹き抜けでリビング階段なら家族を感じられて素敵。

-おしゃれで写真も映えて毎日が楽しそう。

 

そんなイメージがあります。

妄想ではメリットばかりに目がいき、デメリットについてはあまり考えません。

冷暖房の効率が悪そう、というざっくりとしたことくらいしかわかりませんでした。

 

実際は、においや生活音、家族を感じられる=プライベートがない、など…・

もちろん吹き抜けが悪いということではありません。

 

「メリットもたくさんあるし、おしゃれです。

だけどメリットだけじゃないですよ。

○○になることもあれば、内部構造も○○で…」

と、実際に教えてくれる人が必要なのです。

 

 

 

家づくりは人生で最大のイベントです。

だからこそ、プロからの意見を求めています。

インスタグラマーはプロではありません。「採用してよかった5選」が「見ている側」から見て本当に正しいのかすらわかっていないのです。

確実な相談相手として、住宅会社に気軽に聞ける。

こんなにも頼もしいことがあるでしょうか。

 

でもそこはどうしても人間なので、100%理想の家というのはなかなか難しいものです。

ただ、「相談出来るか出来ないか」は雲泥の差だと思います。

 

私の場合はそういうことが出来なかったので、

「もっと相談できたらよかったな」

「“何がわからないかがわからない”から、ではそれで。と流されてしまったところもあったな」

と思いはしますが、それでも建ててよかったと心から思う、大切な大切な人生を共にする家です。

 

 

そんな家づくりの思い出を懐かしみながら、

「一緒に考えてくれる住宅会社」と「人生を共にする家の購入を考えている人」をつなぐ、素敵なデザインが出来たらと思います。

 

 

デザイナー 石井