スタッフブログ

2022年03月02日

ちょっと良い感じの写真を撮ってみる

WEBページやDM、SNS…その他様々な場面において必要とされるもの…

写真素材です。

建物専門のフォトグラファーがいるほど、家や会社を宣伝するためのツールとして重要な役割があります。

ですが、いざプロに依頼するとなると 費用や相手のスケジュール、

そもそも誰にどう依頼すれば良いのかなど、気軽にできるものではありません。

そこで、今回はSNSや自社ブログなど、ちょっとした場面で必要になる写真を

スマホで「ちょっと良い感じ」に見える撮り方をシェアしたいと思います。

 

はじめに、大切なことは、「構図をしっかりと決める」ということです。

スマホで撮る写真でも、構図を意識することでガラッと雰囲気が変わります。

 

まずは「水平・平行」。

被写体が「水平・平行」になっているかを意識して撮るだけで、だいぶ印象が変わります。

こちらの建物を移した写真もしっかりと建物、道路、背景の「水平・平行」が揃っています。

 

 

真正面以外の構図でも、水平・平行は大切です。

こちらの写真は建物を斜めから撮影していますが、縦の辺の平行がきちんと揃っています。

 

 

続いて室内。

床、天井、壁、キレイに水平・平行が揃っています。

 

 

難しいことは考えず、まずは写真を撮る時に一度水平・平行を意識するだけで

キレイな写真となります。

 

次に「消失点」。

遠近法で絵を描くときにも用いられる構図です。

消失点を決めて写真を撮ることで、奥行きを表現することができます。

 

 

キッチンから勝手口を撮影したこの写真も消失点を決めて撮ると、

より奥行きを感じられます。

 

建物外観も、消失点を意識して撮ると正面から撮影した時よりも

外構部が広く見えて印象が変わったり、インパクトのある写真になります。

 

 

今回はすぐに取り入れられる二つの構図を上げてみました。

まだまだ撮影テクニックは様々ありますが、

それらを生かすためにも、一番大切なのは「伝えたいこと・伝えたい部分を決める」ことです。

 

スマホで気軽に質の高い写真が撮れる時代になり、

インターネットやSNSにある写真の数も膨大になりました。

だからこそ、

「この写真でお客様に何を伝えたいのか?」

「この写真でこの家の良さが伝わるのか?」など

より受け取り手の立場に立った考えを大切に、

さらに今回紹介した少しの工夫次第で、何気なくSNSを観ていたお客様の手が止まるような写真が撮れると思います。

 

また、手軽に撮れる様になったからこそ、プロの撮影技術がより際立つことも間違いありません。

SNSやブログに使用する写真ならスマホでも…とは思いますが

商品パンフレットや会社案内など、長く形に残ったり、

お客様が多く目にするものに関してはプロのフォトグラファーにお願いすることも大切です。

最近では、誰でも利用できるクラウドソーシングサイトも増えてきていますので

そちらを利用する方法もあります。

 

状況にあったより良い方法で、更に良い営業ツールが作成できるよう私たちも全力でサポートさせていただきます。

 

原澤