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2023年07月07日

ページの直帰率を改善する

ウェブサイトの解析を行っていると、たくさんのユーザーに訪問されているにもかかわらず、1ページのみのセッションでユーザーがサイトから離脱してしまい、サイトの回遊やコンバージョンに繋がらないといったケースを見かけます。

1ページのみのセッション数をすべてのセッション数で割った値を直帰率といいます。

サイトの解析を行うことで、各ページの直帰率を調べることができます。

 

 

今回は解析により直帰率が高いことが分かったページに対する対策例についてお話したいと思います。

①ユーザーの検索意図に沿ったページ内容にする

②導線の見直し

 

① ユーザーの検索意図に沿ったページ内容にする

せっかく訪問したにもかかわらず、このページからは欲しい情報が得られなさそうだと判断されると、次のアクションに繋がらず離脱されてしまいます。

特にユーザーがページを表示した際に最初に目に入る、ファーストビューと言われる部分の情報は重要です。

ページの閲覧率はページ上部で最も高くなり、下にいくほど低くなります。

ユーザーに見てもらえる上部にページの情報を簡潔にまとめたり、アピールにつながるビジュアル・リンクを設定したりすることで、直帰率の低下を期待できます。

 

② 導線の見直し

ユーザーが他のページの閲覧やコンバージョン等へのアクションを起こしたいと思っていても、導線が分かりにくく諦めて離脱されてしまうパターンもあります。

見えやすい位置へのコンバージョンボタン設置や、ボタンの色や大きさを工夫することでアクションにつながりやすくなる場合があります。

また関連するリンクをページ内に設置することで、ページの回遊性やコンバージョン率改善が期待できます。

 

 

セッション数が多いページは、ユーザーの興味関心が高いページです。次のアクションに繋げる改善が特に効果的です。

サイトの解析を行い、適切な対策を行うことをおすすめ致します。

 

長谷川