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2022年07月11日

ユーザーの動線を確認する

ウェブサイト作成やページの更新を行う際には、

「お客様はこのページを見て、ここをクリックしてコンバージョンにつながるはず」

「このページに興味を持って頂いて、コンバージョンにつなげたい」

等の意図があってサイトやページの設計が行われていると思います。

この製作者が意図したユーザー経路を「導線」と言います。

 

これに対して実際にユーザーがアクセスした経路を「動線」と言います。

 

目標を立て導線設計をしてサイト・ページを作成し公開した後は、

実際のユーザー動線を確認し意図通りになっているかを確認することが大変重要です。

設計した動線と実際の動線にずれがある場合、改善を行う必要があります。

 

 

今回はサイトの動線分析についてご紹介したいと思います。

分析内容は以下です。

①入口ページと経路の確認

②アクセス数が多いページはどこか

③直帰率が高いページはどこか

④コンバージョンが生じたページとページ遷移の経路

 

 

① 入口ページと経路の確認

まずは入口ページ(ランディングページ)の確認です。

入口ページとは、ユーザーがウェブサイト中で最初に閲覧したページです。

新たに広告の掲載を開始した時やイベントに合わせてLPを更新した時などは、それらを経由してユーザーが増加しているか、コンバージョンにつながっているか効果確認を行います。

反応が良かった経路を確認することで、次回以降の集客に力を入れるなどデータを活用することが出来ます。

 

② アクセス数が多いページはどこか

アクセス数が多いということは、効果的な施策を行えばその分効果も高くなります。

サイトの改善にとって重要なページです。

施策を行ったページに期待通りアクセスされているかを確認し、導線のはたらきが適切かどうかを判断します。

 

③ 直帰率が高いページはどこか

直帰率とは、ユーザーがサイトを閲覧開始し、そのままサイトを離脱してしまった割合のことです。

直帰率が高くアクセス数が多いページは、お客様をたくさん逃してしまっているページと言えます。

また改善が効果的なページでもあるので、優先してページの改善を行うことをおすすめ致します。

  

④コンバージョンが生じたページとページ遷移の経路

設計したサイトの導線通りにユーザーが動いているのか、ユーザーの遷移経路を確認します。

コンバージョンまでを意図したページでコンバージョンの手前で離脱されている場合、その前後の遷移ページを確認することでユーザーのニーズを把握します。

実際のユーザーニーズを反映してサイト修正を行うことで、より効果の高いサイトを作成することが出来ます。

 

 

サイトを公開した後には、設計した導線に沿ってユーザーが行動をしているのか、導線分析を行うことをおすすめします。

動線分析を行い現状を正確に把握することで、ウェブサイトの効果をさらに高めることが出来ます。

 

長谷川