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2022年03月07日

住宅ローン減税が2022年に改正されます

住宅や建築に関わるニュースに目を通していると、住宅ローン減税改正のニュースをよく見かけるようになりました。

 

住宅ローン減税(住宅ローン控除)が、2022年に改正されます。

制度期間が4年間延長された2025年まで適用となり、控除率は1%から0.7%に引き下げられます。

 

これだけ見ると実感として分かりづらいですが、一覧にすると実際このように変わります。

改正によって変わる、新築住宅における最大控除額の差です。

こうして比較してみると、改正後は環境に配慮した省エネ・高性能住宅の控除額が大きくなることがよくわかります。

 

 

最大控除額にこれだけの差があると、実際に住宅の購入をローンで検討している方にとっては、とても大きな影響があります。

では、住宅購入を検討している人の中での認知度はどうなのでしょうか?

 

住宅ローン減税の認知度を、株式会社FLIE(フリエ住まい総研)が調査していました。

「住宅ローン減税の税制改正」について、20代以上で住宅購入を検討している198名に調査したところ、住宅ローン減税についての認知度は以下のようになったそうです。

 

引用:フリエ住まい総研

 

引用:フリエ住まい総研

 

 

住宅購入を検討している人の中でも、今回の住宅ローン減税改正を知らない人は多いです。

環境に配慮した省エネ・高性能住宅の控除額については、半数以上の人が知らないという結果になりました。

 

2024年以降はさらに控除額削減の予定となっています。

住宅購入を検討しているお客様に向けて住宅ローン減税改正の説明をして、早めの住宅購入を検討していただくと、購入への後押しとなり喜ばれるかもしれません。

 

馬場