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2023年12月27日

通信の暗号化について

ウェブブラウザのURLバーを見ていると、URLの先頭に鍵マークや注意喚起のマークが出ていることがあります。

これらはURLの先頭がhttps(HyperText Transfer Protocol Secure)、またはhttp(HyperText Transfer Protocol)となっており、通信が暗号化されているかそうでないかという違いがあります。

 

今回は通信の暗号化について、影響や対処方法についてお話ししたいと思います。

①通信の暗号化

②暗号化の影響

③HTTPとHTTPSが存在する場合の対処方法

 

 

 

①通信の暗号化

「暗号化」とは、ウェブ上でサイトの内容を表示させる際、ウェブサーバーとの通信時に行われる暗号化を指します。

暗号化をされていないままデータのやり取りを行うと、サイトの改ざん等が行われてしまうおそれがあります。

そういった事態を防ぐため、SSLSecure Sockets Layer)という暗号化の仕組みを使用し暗号化通信が行われています。

 

 

②暗号化の影響

サイトを暗号化することで、サイトの信頼性が上がり、検索エンジンからも優良なサイトだと評価してもらうことができます。

一方HTTPHTTPSのサイト両方が存在すると、それぞれが別のサイト(重複コンテンツ)だと判断されてしまいサイト評価の低下につながるおそれがあります。

 

 

③HTTPとHTTPSが存在する場合の対処方法

HTTPS化を行った後でも、HTTPHTTPS両方のサイトが存在する場合があります。

その場合、HTTPを含むURLにアクセスしたユーザーがHTTPSを含むURLに自動的に転送されるように、リダイレクト設定を行います。

複数のURLを1つのURLにまとめる作業を、URLの正規化といいます。

 

 

サイトの信頼性や評価向上のため、通信の暗号化やURLの正規化を行うことをおすすめ致します。

 

長谷川