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2024年02月11日

「私はいつでも構いません」から引き起こされる顧客失注

こんにちは。近藤です。

イベントなどでクライアントの顧客折衝に同席することが度々あるのですが、いつも大抵感じることがあります。

まずやはり準備不足。

それは設営準備というよりは、「セールスの準備」です。

セールスの入口と出口、営業ツール、落としどころなど様々な側面がありますが、その部分に関してどうしても準備不足と言わざるを得ない感覚を持ってしまうことがあります。

 

「お客様の嫌がるような強引な営業行為はいたしません」

 

というフレーズがあり、よく見聞きしたりします。

この本質を捉えている住宅会社の方がどれだけいるか…

 

セミナーや見学会などのイベントを予約制で開催し、顧客の反応がいいにも関わらず、次アポが取れない(取らない)という状況が度々見られます。

 

お客様の嫌がるような強引な営業行為はいたしません。

ですから、嫌がることはしてはいけないのですが、お客様が知りたいことやお客様にとって役に立つことを伝えることは、した方がいい、というより、お客様のことを考えたらしなければならないのです。

 

お客様との話が少し盛り上がって、次アポ的な話になったりします。その時に、

「私はいつでも構いません」

と住宅会社の方が言っていたりします。

 

そうなると次の展開は、

「じゃあまた都合いい時に連絡ください」

とお客様に告げることになり、ここでアポ率はグンと落ちることになります。

 

売り込みではなく、セールスをしなければいけません。

アポ打診はお客様からでなく、こちらからしなければいけません。

 

自社のアピールだけでなく、目の前のお客様にもっと興味を持たなければいけません。

 

今後もクライアントに対し、セールスの場面においてとても大切なことを繰り返し伝えていきたいと思います。