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2024年01月28日

建築部門におけるGOOD DESIGN AWARDの影響力

GOOD DESIGN AWARDに応募したことのある建築会社も多いかと思いますが、

そもそも、GOOD DESIGN AWARDとはどんな組織でしょうか。

 

「GOOD DESINGを知る」という項目にも記載があるように、

良いデザインによって、私たちの暮らしをより良くしようという信念のもと、1957年に開始されました。

https://www.g-mark.org/learn/gda/overview

「Gマーク」というロゴを目にしたことがある方もいらっしゃると思いますが、

商品にこのマークがあると、消費者の方からなんとなく、

「優れたデザインなんだ。」「こだわりのあるデザインなんだ。」という、ポジティブなイメージに直結しやすいため、

購入の理由にも繋がりやすいと考えられます。

*権利の都合によりGマークのロゴをこちらに転用することができません。

 

実際に、私自身も家を選ぶときに、建築会社のパンフレットに「Gマーク」があったことにより、

第三者目線で良いデザインと評価されていることに、ワクワクする前向きな感情や、安心感を覚えたこと、

また、最終的な決め手まではいかなくとも、建築会社を選択する上で大きな理由の一つとなったことは確かだったなと思います。

 

ちなみに2023年の、グッドデザイン大賞は 株式会社山﨑健太郎デザインワークショップによる老人デイサービスセンター「52間の縁側」が受賞しています。

https://ykdw.org/works/long-house-with-an-engawa/

建物だけでなく、施設運営や、地域とのつながりというコンセプトの面でも評価され、大賞に繋がったと考えられます。

 

Gマークは、個人所用のビルや、個人宅なども応募することが可能です。

受賞後は、Gマークの使用料が掛かりますが、Gマークが消費者へもたらす影響や、

デザインがもたらす暮らしへの貢献度を考慮すると、非常に価値の高いシンボルだなと考えられますので、

まだGマークへ応募がしたことがない、という建築会社の皆様、

また建築家の皆様も、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。