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2024年01月19日

SNSでの人気傾向からわかる今後注目したいポイント

 住宅業界では、主に人口減少により縮小傾向にある新設住宅着工戸数ですが、それとは別に、SNSの普及により顧客の知識はどんどん上がってきています。 その為、企業側も常に知識をアップデートしていかなくては生き残れません。 また日本では新年から災害ニュースが相次ぎ不安な幕開けとなり、この事からも住宅に対する意識は更に高くなっていくはずです。  

 今回は2023年度Instagramにおける、人気住宅会社の投稿からわかった傾向から家づくりで注目していきたいポイントをいくつか紹介したいと思います。 まず、多くの会社に使用されたハッシュタグの中から特に人気の高かったスタイル・設備をまとめるとこのようになりました。

 

①和室(和モダン)②平屋③ガレージ、ウッドデッキ、テラス、中庭④吹き抜け、勾配天井 ⑤ワークスペース、書斎、スキップフロア⑥家事動線、回遊動線⑦土間⑧アイランドキッチン⑨ホテルライク⑩リビング階段(スケルトン階段、鉄骨階段)  

 

 全体を通して、自宅を長時間いても飽きない、寛げる場所にしたいという傾向が表れています。

 家のスタイルではホテルライクでスタイリッシュな家も人気ですが、その中に和の雰囲気を取り入れた和モダンスタイルの家が一番人気となりました。 色はグレーを中心としたモダンな雰囲気の中にも、木の素材をたくさん取り入れた、畳の似合う家が人気です。吹き抜けを作って解放感を出す事もポイントです。  

 平屋は耐震性もあり、回遊動線も作りやすく家事がしやすいので核家族の共働き世帯には人気です。長い目でみても、将来夫婦2人の生活になった時も段差もなく暮らしやすい家である事も考えられます。地震の心配が続いている日本では今後も人気が続くのではないでしょうか。  

 また、コロナ禍により定着した在宅勤務により家の中に書斎を設ける事も多くなりました。平屋に書斎を設ける場合はスキップフロアやロフトを作る事でスペースを確保しています。休日にはガレージや中庭で趣味やホームパーティができるというように、平日も休日もお家の中で完結させられる家にする事は注目したい点です。その考えは商品を売るときにも注目して頂きたい事です。オンライン商談をする、オンラインセミナーを開催する、インスタライブをするなど臨機応変に対応して頂けると今後の発展につながっていくはずです。是非参考にしてみて下さい。青木